賃貸住宅メンテナンス主任者

公財)日本賃貸住宅管理協会による「賃貸住宅メンテナンス主任者認定制度」が2023年11月6日よりスタート。この資格制度の創設背景には、2021年に起こった八王子のアパートの外階段崩落事故があります。この事故で建物管理の重要性を痛感させられ、賃貸管理は安心・安全・快適な暮らしを提供するのが責務であり、管理会社もオーナーも建物についてもっと知らなくてはいけないことを感じ、創設されました。

🔶この資格で身につく知識は
①賃貸住宅のメンテナンスの重要性
②建物・設備の基礎知識
③修繕対応から学ぶ設備の基礎知識(給排水設備、ガス・電気設備、雨漏り)
④消防設備の基礎知識
⑤外部改修工事の基礎知識
⑥巡回点検業務のチェックポイント
⑦法令点検とコンプライアンス
⑧原状回復工事

その結果、オーナー様・ご入居者様から賃貸住宅の建物・設備の維持保全に関する問合せを受けた際に、基本的で幅広い知識と技能から、初診判断(一次対応)が出来るため、より安心・安全・快適な暮らしをサポートすることができます。

社は、賃貸におけるプロフェッショナルを目指しており、この資格については、2024年8月23日現在、スタッフ12名全員が取得しております。

「賃貸不動産経営管理士」はいまや国家資格になりましたが、この資格も同様に将来、国家資格になるかもしれません。